フーイルの本について

今回めでたくフーイルの本第一弾が出ましたが、よくよく考えたら、どの話を収録したかどこにも書いてないじゃん、と思ったので、収録タイトルと思うところをまとめました(本来は本に書くべきなんでしょうけど、ページ数とか収録話とか色々勘案して、話を詰めることにしました・・・)。
ご購入いただいた方には普通にネタバレの可能性があるので(とは言っても、全部サイトで読めますが)一応畳みます。

夜を泳ぐ

初めて書いたフーイル。なので載せました。
フーゴ以外はフーゴの感情に気付いてるので、まぁそういう話です。
アバッキオもメローネも、皆知ってる。
イルーゾォ・メローネ・アバッキオは同世代で仲良し設定で書いた。
皆、公式の年齢設定(暗チにあるのか知らんが)無視。
そもそもこのフーゴも18歳くらいで読むとしっくり来るんじゃないか。

三文オペラ

ほとんどホルマジオの話だけど、気に入っている。
フーイルというより、フーイルを前提としたホルマジオとイルーゾォの関係の話。
本にも書いたけど、このふたりは『兄弟』のイメージ。
アニメでは、ホルマジオに『くだらねぇ能力』って言ってたの、イルーゾォだったみたいですが、個人的にはそれならそれでいい、というか、元々、イルーゾォは懐いた相手かこれから殺す相手にしか悪態吐けないイメージがあった。前者は『甘え』、後者は『テンション上げるための方策』的な。
ちなみに、ホルマジオは『スパダリの皮を被ったクズ』だと思ってるので、甘いのは身内に対してだけ。イルーゾォのことは本当に憎めない弟扱いしてればいい。

メザノッテ・フーガ

イルーゾォは性格悪いが、フーゴもフーゴで死ぬ程めんどくさそう、というだけのクリスマス話。
三文オペラと同じタイミングで書いた。
当然イルーゾォは全部分かってるし、なんならメローネとアバッキオも分かってて、敢えてふたりを放置してる、という一コマ。
ある意味で、ミスタやナランチャ、ギアッチョより質が悪い。

Hide And Seek.

かくれんぼして遊んでるふたりに付き合わされてるだけの話。
これもホルマジオとイルーゾォ。だけど、今回はホルマジオから見たフーイルの話になってるんじゃないか、と思っている。

僕らは海を見に行かなくちゃ

タイトルがすべて。
シチュエーションから何から何まで謎なんですが、個人的には三文オペラと同じくらいに気に入っている。
普通に解釈すれば死後の旅の話なんですが、バスにしないあたりもう個人的な趣味だけで突っ走ってると言える。まぁ二次創作なので。
ちなみに、最後まで馬車も候補に上がっていた。

死にたがりがふたり

うっかり再会したふたりが心中する話のつもりだったんですが、読み直したら、これ心中じゃないよね。自殺サークルみたいな感じ。
とはいえ、ラストの死に方含めて気に入っている。
多分、『心中』をテーマにして何度書いてもこんな話になると思う。湿ったテーマほど、乾いた質感の話にしたがる癖があるので。

Tomorrow I Could be happy.

フーイル前夜の話。
いつも適当な生存ifなので、たまにはちゃんと書いてみようかと思ったら、ただの片鱗になった・・・
どう生存ifをイメージしても、正直、辛うじてギアッチョとリゾットが生き残るパターンしか考えられない、というか。
ホルマジオは先鋒だからアレだし、イルーゾォはジョルノとフーゴが多分手加減せずに殺っちゃうし、プロシュートは栄光の為に覚悟出来ちゃうし、ペッシも兄貴に付いてっちゃうし、メローネは多分ジョルノが容赦しないし・・・ってなると、辛うじてギアッチョとリゾットが残る?いやどうだろ、という感じ。真面目に生存ifするなら、3部のメンバーがフルで生存してないと無理な気がするので、私の生存ifはだいぶハードルが高い。あと、共闘もよほどの何かがないと無理だと思う。
ホルマジオははっきりとクスリ目当てであること明言してるし。(面白いと思うのは、マジオは『クスリと金』、プロシュートは『栄光云々』、リゾットは『信頼云々』の話してて、なんか3人とも見てる方向が微妙に違うような気がするとこでそういう解釈で色んな話を書いてるんですが、ここら辺は私の読みが浅いだけかもしれません。)

それが食べたい

年相応(といっても私の書くフーゴなので18↑)に性欲があるフーゴとまぁ大人なので普通に制御出来るイルーゾォの話。
落ち着きのある大人ぶったフーゴよりも、こういうフーゴの方がイルーゾォ好みなんじゃないか、と思ったりもした。
観てるモノクロ映画は何でも良いですが、個人的にはゴダールあたりでフーゴが心底辟易してたら良い、とは思う。ゴダールの映画で3時間越えがあったか、記憶にないんですが。

ありふれた降伏

これもフーイル前夜の話。ですが、多分フーゴは無自覚の好意をイルーゾォに示してて、イルーゾォは分かっててからかってればいいな、と。
私の書くイルーゾォはだいぶ性格が悪い。

存在証明は永久に未完成

フーイルかどうか分からんが、個人的にはお気に入り上位。
クラブにいる時点でフーゴが16じゃない、とかそういうのには目を瞑ろう。どうせ私の書くフーゴは18↑だし、二次創作だから。
フーゴの尋ね人はイルーゾォが暗殺済み、という設定がありますが、あまりにもどうでもいい情報。

Why Am I in This Room?

『存在証明は永久に未完成』のふたりがその後も逢瀬を重ねてたら、という話。
「インド人が発見した0は『1-1=0』の0じゃない。『0-1=-1』の0だ(つまり、数線上にある0)」と大学の先生が言ってたことを思い出して(大学の専攻はインド哲学だったが、卒論テーマはインド数学史だった)書いた話なのだが、書き上がってみたら「ゼロ除算ダメ、絶対」みたいな、プログラマー初心者向けの警告のような話になった。
多分フーゴはこの先ずっと、ゼロの呪い(恋ともいう)に囚われたままなんだろう、と思っている。

この世の何処かのユートピア

元々ハロウィンの話を書こうとして、どうしても「ハロウィンて子どものためのイベントでしょ」という感覚が抜けなくて、イルーゾォを幼女にして、ふたりの邂逅の話にした、という経緯がある。
フーイルかどうか微妙なんですが、とりあえずフーゴはイルーゾォだけでなく、ホルマジオにも支援する。
いまさらですが、赤毛の少女はホルマジオです。

déraciné

十字路の悪魔・ミーツ・イルーゾォ。
基本的にイルーゾォのスタンド能力は生来のものとしていつも書いてますが、こういう由来もありじゃんね、と思っただけの話。
ギアイルで書いた『魔女の末裔』と同じ。嘘だろうが本当だろうが確かめようがないからどうでもいい、という話。
暗チメンバーの名前はコードネームだと思ってるんですが、皆、互いに本当の名前知らなくて良いとも思っているので、イルーゾォの本当の名前をフーゴだけが知ったらアツくね、と思った。

底と救い

フーイルを前提とした暗チの話。
私がソルベに夢見ている、というだけの内容です。

愛してるも言えない君のすべて

フーゴと黒猫ゾォの静かな生活。
これもまたお気に入り上位。フーゴは大丈夫か、と思わなくもないが、これはこれで。フーゴに彼女が出来たら、黒猫ゾォはめちゃくちゃ嫉妬すると思う。一人と一匹で幸せになって欲しい。
あと、イルーゾォのみ転生ものは基本的にイルーゾォの記憶なしなんですが、これに関しては全部分かってる。ので、フーゴに「specchio」と呼ばれることに違和感無くもないが、それはそれで特別な気分になってたらかわいいと思う(前世の仲間たちは相変わらず『イルーゾォ』と呼んでる)。

afternoon

ふたりの会話劇を書こうとして、まさかの会話なしになった。
つまりはラブラブなふたりの話を書きたかった、というだけの話です。

When pigs fly.

フーイル前提のイルーゾォとアバッキオの他愛の無い会話。
ふたりはいつも微妙に噛み合わない会話をしてればいいな、と思った。

まるまるとした愛に食らいつく

フーゴを年相応にやんちゃな感じにしてみた。
イルーゾォの前ではこんな感じで甘えてたらいいよね。

ライフイズグッド

フーゴとホルマジオの食事を通して見るフーイルの関係。
ホルマジオはよくふたりの面倒を見るんだけど、実はフーゴ自体はどうでもよくて、イルーゾォの為に面倒見てやってたらいい。というか、私のホルマジオ像はそういう人。『スパダリの皮を被ったクズ』なんで。

きみとの生活

夜食の話。フーゴは若いのでイケる。
イルーゾォは料理作る時、いつも多くなっちゃえばいいな、と。
基本的に上手いんじゃなくて、出来るだけという設定なので。
フーゴは本当は舌肥えてるんですが、イルーゾォ絡みだとちょっとバグってるんだと思います。

Nevica fitto fitto

深夜X時のワンシーンの一コマ。「雪がしんしんと降る」みたいな意味だったはず。
価値観の違うふたりが寄り添う話を書きたかった。

sotto la pioggia.

デートが雨で流れて退屈してるフーゴの話。
「靴は濡れている」みたいな意味の言葉のはず。
ふたりでいるけど、ひとり、という話を書きたかった。

Carciofo

タイトルは「アーティチョーク」。
長いけど、内容はイルーゾォの意地の悪さとそれを鈍感力で跳ね返すフーゴの話。ふたりの意図しないとこで、対イルーゾォで無敵になりつつあるフーゴの話でもある。

この世の何処かのユートピアⅡ

フーゴと幼女イルーゾォがパスクアで再会する話。
いまさらですが、少年ふたりはソルジェラです。ふたりは男の子だと思ったので。
イルーゾォが何者なのか、気付いてきたフーゴ。
でも現実主義者なので、最終的には隠し子か血縁者として結論付けてればいい。なお、フーゴはソルジェラにも支援します。
他のメンバーは何処かで出てくるとは思うけど、この施設じゃなくても良いのかな、と思ってます。
ギアッチョ、メローネあたりはハイスクール(イタリアにあるんか?)とかでも良いかなって。

愛してるも言えない君のすべてⅡ

フーゴと黒猫ゾォの静かな生活。
マジオ猫登場。心配して見に来ちゃったマジオとちょっとジェラシー感じちゃうフーゴの話。
マジオ猫はホルマジオなんで、まんまホルマジオのキャラ設定を受け継いでます。

眠れないまま見た夢

フーイルとしてはまだ出来てない話。
イルーゾォの悪夢。心配してくれたフーゴにうっかりときめいちゃうイルーゾォの話。

月の見る街

メザノッテ・フーガの続き。何年越しだ?
身も蓋もないですが、とりあえずヤっちゃう直前の話と考えてもらっていいです。

Upside down.

フーイル未満。
イルーゾォ、メローネ、ギアッチョが意地悪ですが、いざ仕事始まったら、きっちり自分の仕事はする。
フーゴの矢印はイルーゾォに向き始めている話のつもりなんですが、読めるかな・・・あと、一応ちょっと優しいイルーゾォ。いつも書くイルーゾォよりだいぶ優しいんじゃないか。

こどもたちは唄を知らない

「Upside down.」の流れで。
両片思いなんだけど、そういう恋にはアドバイス出来ないメローネとどうしたら良いのかよく分かってないイルーゾォの話。それ以上でも以下でもない。

solstizio d’estate

夏至の話。
イルーゾォは夜の人なので、明るい時間が苦手。
いつもフーゴをちょっと鈍感な人として描いているので、たまには察しのいいフーゴを、と思って書いてみた。

pisolino

暇をもて余すふたりの話。
何もない日々を過ごすことが、ふたりにとって初めての事だったらいいな、と思っただけの話。

Qual è il tuo cibo preferito?

ギアッチョとイルーゾォの会話から見るフーイルの、というよりフーゴの人となりが見える話。
私はギアッチョとミスタに夢を見ている、ということがよく分かる話。

音、手を振る

フーゴと幼女イルーゾォの話。
少しずつ交流が進んでってる、のか?という話。
フーゴは子どもが苦手、という勝手な設定を加えました。
ミスタは勘が良い人、というイメージなので、おおよそ察してるんだと思います。

ささめきごと

謎の話。
イルーゾォ(多分)は幻の存在として読んでください。
未来の何処かでまたふたりが出会うはずの物語の序章。