フーイルの本2冊目に収録した話

通販は今週末に始める予定ですが、とりあえず載っけた話について。
今回はバラエティーに富んでる気がします。

残り香

2作目。
個人的には気に入っていて、というか、フーゴの年齢の整合性さえ合えば多分こんなんとか現在進行形に見せ掛けて実は過去形みたいな話ばっか書いて(グレ期竜三でやってるやつ)過去形だけで一人勝手に盛り上がってたんじゃないか、と思います。

寂寥感が牙を剥く

ムンクの「接吻」をイメージして書いたもの。ところで、ムンクは治療して精神安定してからの絵はまったく売れなかったそうなんですが、本人は心穏やかに幸せに暮らしたそうです。人として芸術家として、どっちが良いんだろうなぁ、と色々考えちゃう話。
あの絵のどうしようもなく溶け合うしかない感じを表現したかった話です(あの絵を勝手にそう解釈してます)。

未完成の感情

割と気に入ってるヤツ。
まぁ完全に「恋する惑星」の金城武&ブリジット・リンのパートです。
このフーゴ何者?という感じなんですが、金城武とブリジット・リンなら仕方ない。

恋と呼べない不貞を誇れ

タイトルが好き。というのは、まぁお題サイトからお借りしたものなので置いといて、これも完全に監督:ウォン・カーウァイ、撮影:クリストファー・ドイル、主演:金城武、フェイ・ウォン、という感じ。
このゾォはフェイ・ウォンかな。まぁ知ったこっちゃないと思いますが。
あと、イメージしてたのは完全に赤白フーゴだったのに、金髪の表現にしたことを未だに軽く後悔してます。

長い旅路の果てに、またどこかで再会できたら良いね。

タイトルがすべて。
カクテル言葉にすべて託したつもりなんだけど、このふたりに早すぎたのかどうか、というのはまた別の話なのだろう、と思います。

置き去りの純情

これも割と気に入っていて、映画観ているふたりの話の原型みたいなヤツです。ちょっとお行儀の悪いフーゴの原型もあるかもしれない。
ちなみに観ている映画のタイトルですが、本で書いたのでここでは書かないことにします。個人的には、悪くはないけどめんどくさい映画、だと思ってます。

思い出にもならないことを毎日繰り返しています

フーイル不在(ついでにホルマジオも不在)のフーイル。
リゾットもプロシュートもこんくらいしょうもなくていいんじゃないか、という暗殺チームの日常。

愛とはなんぞと猫が問う

プロシュートとメローネの組み合わせは割と好きなんですが、どうなんだろう。ふたりは話が合うのか。合わないなりにずっとぺちゃくちゃおしゃべりしてたら良いなぁ(でもって、周囲が「何の話してんだ」とか内心で思ってたら、なお良いなぁ)、という妄想。

プラトニック・フールガイ

イルーゾォとナランチャの組み合わせもあまり無い気がするが、基本的にギャップという事象そのものに萌えるタイプなので、このふたりが意外とウマが合ったら良いな、と思います。あとイルーゾォとミスタとかね。

だいぶ屈折したアイラヴユー

赤白フーゴをイメージして書いてたので、赤白フーゴを想像して読んでもらえると嬉しい。
別に赤白カラーが生きてる話でも無いんですが。
ラストシーンの為に書いた、と言っても過言ではない。
見下したような表情で髪をかき上げる仕草が好きなので、私の書くフーゴはしょっちゅう顎をくいと上げながら髪をかき上げてますが、イルーゾォは上目遣いが良いと思う。

深夜X時のワンシーン

たぶんまだ出来てないけど、仲良しこよしなふたりの話。
イルーゾォは自覚ありそう。フーゴはまだ自覚してない。

film dell’orrore.[深夜X時のワンシーン Vol.2]

同棲してるふたり。
イタリアのホラー映画って、マニアック層に人気のあるカルトなヤツしか知らないんですが、暗チはそういうの得意そうではある。
リゾットはこれくらいフランクな人(年齢相応とも言う)で良いと思っています。

trombamico.[深夜X時のワンシーン Vol.3]

タイトルは「セフレ」を意味する隠語らしいですが、真偽のほどは分かりません。
まんま『パブロフドッグとハムスター』を意識した話なので、GRAPEVINE聴ける人なら聴いてみても良いかも。でも多分、GRAPEVINE知ってる人はこの曲知ってるだろうし、言わなくても「あぁ」って察してると思います。

夜で待ってる

本当は一話目しかなかったのをなんとなく、このままじゃフーゴ可哀想だし続きを書いてみようかな、と思って書いた一連のシリーズです。
正直なことを言うと、続きの部分は蛇足だったかもな、とずっと思ってたんですが、この話の一幕のファンアートを頂いて、非常に驚いたと同時に非常に喜びました。無駄ではなかった。ありがとうございます。
ただ、最終話だけはやっぱりいらなかったような気はしてます。
ちなみに、一話目のテーマソングはゆらゆら帝国の『夜行性の生き物三匹』なんですが、ものすごく個人的に、マジオ、ゾォ、メロ、チョのうちの誰か三人が集まったらこの曲をテーマソングにして一本書いて良い、と思ってます。

舌っ足らずの恋足らず

アバッキオは面倒見は良いが、その一方で気の短い男のような気もするんだけど、どうなんだろう。
一番の常識人はナランチャで一番ヤバイのはミスタ、という話です。

めんどくさいこ

誰がめんどくさいのかどうかはまぁフーゴもイルーゾォもどっちもどっちだと思いますが、とりあえずアバッキオは初めのうちの面倒見は良いと思います、きっと。

Do you know how to eat that?

パターン1の方が気に入ってますが、2もそれはそれで。
1は食べ方も食べられ方ももう知っているフーゴ、2は食べ方も食べられ方もまだ知らないフーゴの話だと思ってます。

Get Down

セフレなふたり。深夜X時のワンシーンのふたりとは別の世界線だと思ってますが、解釈はご自由に。
フーゴも割と自覚的に乗っかってる関係です。
フーゴもギャングだし、そもそも私の書くフーゴは未成年じゃないので、いつまでもうぶな訳ない。そう思ってる。手練れてて良いじゃない。
※あとものすごく個人的な癖として、BLの類いで「好きになったのがお前だった」的な流れが好きくないので(そんなわけない。そういうベースあったでしょ、と思ってしまう。これはSDでもGNTMでもそういうつもりで書いている。)、フーゴも、イルーゾォなんかは特に、両方イケるタイプだと思っています。

Let It Snow

↑の続き。
いつの間にか冬に。
この話が、というよりこの時期に書いた話が全体的にBGM by APOGEEなんですが、たぶん話自体がAPOGEEっぽい仕上がりになってると思います。

黒猫と白鼠のエチュード[Let It Snow]

↑のさらに続き。
個人的にはイルーゾォとメローネの一話が一番気に入ってるのですが、それはさておき、第2章はどうなるのかなんて何も考えてません。個人的にはこんな感じで付かず離れず(でもセックスはする)な関係を続けてれば良いとは思います。
ただそれは今の私の気分なんで、ある日突然、これの続きとして正式にお付き合いを始めるふたりを書き始めるかもしれません。

許されると思ってるだろその通りだよクソヤロウ[Let It Snow]

↑の後日談みたいな。
よく食うフーゴの延長線みたいな感じ。こういう感じならあえて書き続ける必要もないような気もしますが、ぽーんと思い付いたら、気まぐれにこのふたりを書くかもしれない。

夜明け前のないしょ

↑の流れのどっか(夏と冬の間)に入りそうな話。

煮詰めたジャムはぼくのエゴ
ベッドルームは最高にロックだ
ストロベリーの凶器
くちびるの使い方

ついったで呟いた、『キスで14字』を長くした。
フーゴ目線からのイルーゾォ目線。
自分で書いといてアレなんですが、お前らめっちゃラブラブだな、という感想しかない。

イビツな人たち

巻き込まれたくない、と思って当然だろ、という話。
リゾットがいれば、ホルマジオも立ち上がったりはしない。多分。
ホルマジオとイルーゾォは兄弟だと思ってますが、イルーゾォとギアッチョもそれはそれで兄弟だと思っている。もしかしたら、姉弟かもしれないけど。
実は俳優さんはベン・ウィショーあたりの英国人俳優を意識してたりする。個人的に好きな俳優さんの一人。雰囲気俳優じゃない、演技派。

Down the rabbit hole.

急にこの本に無い話の続き載っけてた。すみません。
前回ページ数の関係で省いた話・・・
過去になんかあったフーイルは基本的にフーゴ視点になってるから、イルーゾォ視点も、と思って書いてみた。
この状況について、フーゴが「何故」なら、イルーゾォは「落っこちた」感覚かな、と。そういうふたりの感覚の違いは私がフーイル書く時に、意識的にも無意識的にも考えてるふたりの差異だと思っています。つまり、全部妄想。

Nobody else

↑の続き的な。
本当は「Why Am I in This Room?」で、フーゴのその後をちらりと書いてはいるので蛇足中の蛇足なんですが、この状態を経て、乾いても良いかな。
とりあえずはテーマソングの通り『長い苦しみを貴方は知らない』という話です。

かわいいひと、いとしいひと

あざといフーゴを書こうとして、そのあざとさはラストのラストだけの描写になってしまった。
フーゴが意外とあざとい一方で、イルーゾォはイルーゾォで計算高い人間だと思うんですが。
(私のゾォはソルジェラ・マジオに育てられてるので、そういうヤツなんです。)

夜は穏やかに

たまにはイルーゾォが眠りこけてても良いじゃない、と私が勝手に思って書いた話。
そもそもイルーゾォ(に限らず暗殺チームの面々)が、気配に敏くて、夜もぐっすり眠りこけることがない、なんて描写はどこにもない。
すべて私の頭の中の妄想。

賑やかなモノクローム

メローネとギアッチョの会話からフーイルを書こうとして、ふたりの人間性の話に落ち着いてしまった話。
私の書くフーイルにおけるメローネとギアッチョはだいたいこういう解釈ですべて読めると思います。
ギアイルにおけるメローネとギアッチョはまた別物。

まるくてやわくてほんのりにがい

お前らほんとにそれでいいんか?という気もしなくもないが、それで関係が続くという関係を妄想するのが好きなもので。
たぶんどっちも優しい人間ではない。

純情の墓場

たぶんR18じゃない。
というか映画観る時に、注意書きとかPG12やR15+は当たっても、なかなかR18+に当たらないので、私の基準が洋画基準で二次創作界隈と解離している可能性はある。
(もしかしたら、NもD+もザ・シネマも成人で登録してるから出ないだけか?でも未成年と一緒に観る可能性あるんだから表示は出そう。)
正解が分からないんですが、それはそれとして、そういう行為の真っ最中なんだけど、内容が内容だけにそういう雰囲気は皆無です。

Tiramisù

たまにはフーゴもキッチン立てよ、と思って書いてみた。
フーゴは鈍感だし、イルーゾォも察してちゃんなので、話が進まないとずっと進まない、みたいな話。
あと、この世界線で一番のいい人はナランチャでもミスタでもなく、プロシュートな気がしてきました。
プロシュートはめんどくさいだけで、リゾットやホルマジオより面倒見いい人だと思うんだよね。

as real as a donut hole.

フーイル、というよりフーイル前提のメローネとペッシの何てこと無い会話なんだけど、個人的には気に入ってる。
うんざりするほどくそったれな日常から少しはマシな日常へ。
タイトルは、タランティーノの映画のセリフをもじっています。
もし暗殺チームにそういうIFが許されるのなら、黄金の風とかそんな大げさものじゃなくて、柔らかい日差しや緩やかなそよ風であって欲しい気がします。