毎月恒例のやつです。
今月はなんか思ったより意外と観てました。
【タイトルリスト】
・アイランド
(スタイリッシュな映像によるスタイリッシュなディストピアSFかと思いきや、普通に無茶苦茶なアクションSFであった。やり過ぎやろ。スティーブ・ブシェミが無駄に光っている、という印象。)
・ポセイドン
(いやまぁうん、という感じ。見事にルール発動して、子どもがいなくなったり、生き残るべき人たちが生き残ったり、カート・ラッセルの見せ場あったり、とそういう意味では安心できるパニック映画。その分、感動も薄い。)
△ベケット(N)
(舞台がギリシャで主役がアメリカ人になったイタリア映画。イタリア人監督って街を撮るのが上手い。音楽もいい。音楽そのものが、というより使い所が上手いというか。そして多くを説明しない。もしかしてイタリア文学的にそんな傾向があるのかも?と思い始めてきた。しかし、主人公タフだな、と思ったら、デンゼル・ワシントンの息子であった。そりゃあ、タフ。)
・ホールド・ザ・ダーク そこにある闇(N)
(ネトフリ映画の邦題ってなんか絶妙にダサいような気がするんですが、もしかしてわざとなんですかね?それはさておき、アラスカの寒々しく排他的な景観と空気感はとても良い。それだけ。)
✕セーヌ川の水面の下に(N)
(言うほど面白いか?中途半端に社会派というか真面目というか。頭お花畑の女の子が食われるシーンはまぁ良しだったけど(そんなもんでしょ?こっちが勝手に好意を持ったところで通じる相手じゃない)、総じて中途半端、という印象しか残らない。)
△リディック
(なんかこう分かりやすくディストピアな悪の帝国。ヴィン・ディーゼルで持ってる感が凄いんだが、ストーリー分かりやすいしアクションも分かりやすいので、なんとなく観るのにちょうど良い。)
△ビフォア・マイ・アイズ(N)
(10分ちょっとの短編なので気軽に、というにはテーマがちょっと重いのだが、軽く出来ててなんか良い。こういう軽さはけっこう好き。)
△アウトフイット(N)
(ワンシチュエーションドラマとしても、サスペンスとしても面白い。小洒落た雰囲気や小気味の良い音楽も良い。ラストまで主人公の口八丁で終わらせても良かったんじゃないか、とも思うけど、楽しめた。舞台にしても良さそう。)
・ノクターナル・アニマルズ
(元夫からの手の込んだ復讐劇。何より皮肉なのは、彼女がそれを全然理解出来てないとこか。たぶん元夫はそんなこと見越してたんだろうが。現代版・春にして君を離れ、ってことで理解して良いのかな?)
・ジェニファーのしたこと(N)
(ドキュメンタリー映画。まぁ好きなので。一見可哀想なんだけど、全然可哀想ではない、という話でした。)
・ライジング・ハイ(N)
(んー……という感じ。結局ヘタな詐欺師じゃん、というか、最後転落するとしても、もうちょい華麗にカモや世界を手玉に取る感じくれよって。ゲリーのお陰でなんとか見れる。)
・ドライブアウェイ・ドールズ
(んー……という感じ。時代設定は1999年だし、その時私は青春真っ只中だったし、当時これが上映されてたらやっぱ映画館で観たと思うけど、あの演出を今サムイくらいに過剰に見せつけられても……。それもこれもわざとかもしれんけど、演出、政治ゴシップ、ブラックジョーク、下ネタとか諸々滑ってません?アメリカではウケるんか?)
✕ゴーストシップ
(暑いから水場のホラーをってだけで鑑賞。そういう理由なんでそんなもんです。しかし面白くないのは良いとして、急に流れるなんかこう懐かしい感じのミクスチャー系ロック。スプラッタバリバリならともかく言う程スプラッタでもないし、何故このタイミングでそれを流した?と問いたい。)
☆ナイン・デイズ
(普通に良い映画だった。特に音楽がいい。そして真っ白い荒野がいい。劇中の自転車シーンとエンドロールで流れる曲が本当に良いので、エンドロール終わって(映画館でなら)ホールに明かりが点くまで浸っていたい映画。独善的な内容ではあるが、劇中の自転車シーンはマジで泣ける。思い出しても泣ける。)
△わるい仲間
(40分弱なのでまぁ。冴えない若者二人組も雰囲気のせいかモノクロームのせいかフランス語のせいか、妙に小洒落て見えるから微妙に腹立つぜ、という。)
・スコット・スカーロック:ハリウッド・バンディットと呼ばれた男(N)
(特に面白い、という訳ではないし、思ったほどハデな話ではないのだが、FBIと地元警察の特別班の証言とか微妙にズレたりしてて、なんていうかそういう諍いって映画やドラマだけのことじゃないのね、と思った。)
△スターウォーズ7/8/9
(やっぱ凄いね。ハン・ソロとレイア姫の会話がいちいち小洒落てる、とか、ハン・ソローっとか、チューイと鳥可愛いとか、イウォーク出てこないの?とか、やっぱちょっと長くね?とか色々あるんだが、とりあえず最初は、もっさりしてんな、と思ったアダム・ドライバーがだんだん可愛く見えてくる不思議。)
△首
(結構生々しくてエグいがどこか軽い。秀吉勢の3人組は一見軽妙だけど中々アレだし、荒川良々演じる清水の最期もちょっと笑ってしまうけども。映画全体がまるでシュールなコントのような。嫌いじゃない。)
△AKIRA
(演出とかカッコいいし流石。でもやっぱ原作読みたくなる。何度でも言うが、原作の鉄雄とカオリが好きなんだ。そして甲斐くん可愛いな。)
☆ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ
(笑わせようとか泣かせようとか感動させようとか、そういう意図や演出が過剰でなく、話の流れも休暇中の悲喜交々もすべてがそこそこなのが良い。とても良い映画だった。そして、タリー君の風貌や一挙手一投足が最初から最後までずっと好き過ぎた。フィルムの質感って、ここまで再現できるんだね。)
△ゾンビ
(ありがとうイタリア映画祭。短編なんだけど、というか短編だからと言うべきか、オチが切なすぎる。無料で観れるんで是非。)
【総評】
いろんな都合があるのは承知の上で思うのだが、クリスマスの物語はクリスマスの時期に上映出来ないのだろうか。
そして何故ナイン・デイズは日本で劇場公開されなかったのか?映画館で観たいぞ。
【凡例】
☆:めちゃくちゃ好き。オススメしたい。
△:嫌いじゃない。人によってはオススメする。
✕:・・・
・:特に薦めないけど、悪くはないと思うよ?好きな人は好き。