というわけで、下半期(7月~12月)に観た映画から印象に残っているもの。
ベスト5くらいにまとめてます。
[2024~2025新作良かった]
☆フォーチュンクッキー(T)
(息苦しさの詳細は語らずに緩やかに再生を描く感覚が好き。そのオフビートな感覚はアキ・カウリスマキとジム・ジャームッシュを彷彿とさせる。)
☆ニーキャップ(T)
(骨太で切実な言語とアイデンティティーの物語。問題は解決されたのではなく、うやむやになっただけだった、という北アイルランド紛争の映画でもある。)
☆ユニバーサル・ランゲージ(T)
(登場人物も風景もシュールな展開だが、納得できる形で収まっていく。人と人、それぞれの物語が程よく緩く連なってゆく。その塩梅、好き。)
☆FEMME フェム(U)
(クィア・スリラー。マチズモとフェムのせめぎ合いとふたりの関係の危うさ脆さに終始緊張させられる。ふたりのラストが切なくてよい。)
☆殺し屋のプロット(T)
(渋くてカッコいい。めっちゃ好きなタイプのフィルムノワールでした。)
[なんか悪くなかった映画(新作だったりそうでなかったり)]
☆ミッシング・チャイルド・ビデオテープ(P)
(久々のJホラー。ジャンプスケアに頼らぬ演出がまず嬉しい。ラストが切ない。あと、大賞を取った短編の方が怖い。)
☆わたしは異邦人(T)
(黄昏時の情景がとても優しくて美しい。登場人物たちのちょこっとした緩さや劇中の歌が良かったし、トルコ語のリズムも心地好かった。しみじみと良い映画。)
☆悪魔と夜ふかし(U)
(何よりまず設定作りが巧いし、TVショーの雰囲気が良い。)
△ハードエイト(U)
(とかく派手なハリウッドのその他フィルム・ノワール作品に比べて、ただひたすら地味で淡々と進むストーリーは渋い。個人的には嫌いじゃない。)
△世界一不運なお針子の人生最悪な1日(T)
(テンポのよさとお針子さんによるピタゴラスイッチ。どのエンドも単純にハッピーではないのだが、面白かった。)
[新作じゃあないが良かった]
☆バロン(T)
(セットとか演出とか、全てが好きです。たぶん一生好きだし、私がクラシックな特殊効果好きになったきっかけでもある作品。)
☆ヒューマニスト・ヴァンパイア・シーキング・コンセンティング・スーサイダル・パーソン(U)
(たぶん一生タイトル覚えられない。つまりは、ガールミーツボーイの話なんだが、可愛い。ふたりの行く末を応援したい。)
☆狩人の夜(U)
(シーンや構図がいちいちセンスが良いというか美しい。内容もいい。当時は興行的に大失敗したらしいが、良い映画はちゃんと残る。)
☆スティング(U)
(往年の名作。「なんで今まで観なかった?」と自身に小一時間ほど問い質したいくらいめちゃくちゃ面白いし、カッコいい。大事なことだから2回言う。めちゃくちゃ面白いし、カッコいい。)
☆バンドワゴン デジタルリマスター版(U)
(みんなちょっとずつカッコよくて、ちょっとずつダサい。彼女か、バンドか。メジャーか、インディーか。セットリストはどちらの領分か?彼らの回答は青臭いけど最高でもある。個人的には青春映画No.1。)